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ネットワークとは

今やコンピューターは何らかの形で、ネットワークに接続されているのが一般的です。
今回はネットワークの目的やメリットについて説明します。

 

ネットワークとは

コンピューターはかつて、それぞれが独立して稼働(※1 スタンドアロン型)して利用されていました。
ところがコンピューターがビジネス現場や家庭に普及し、日常的に利用されるようになると、コンピューター同士を接続し、データのやり取りなどを行うことが便利になりました。
このように複数のコンピューターが互いに接続されたものがネットワークです。

現在では、※2 LANやインターネットによるネットワーク通信が急速に普及し、コンピューターの利用ネットワークと利用は、より密接な関係となっています。

 

コンピューター・ネットワークの目的とメリット

ネットワーク環境を構築すると、多くのメリットがあります。

例えば、ネットワークに接続することで、複数のコンピューターでプリンターやスキャナなどの周辺機器や、データやプログラムなどを共有して利用することが可能になります。
また、このような周辺機器やデータのことをリソース(資源)といいます。
リソースを共有することで、ネットワーク上の様々なコンピューターから利用することができるようになるため、利便性が向上します。
ネットワーク上でプリンターを共有すれば、コンピューター1台1台にプリンターを接続する必要がありません。
そのため、周辺機器の購入など費用を削減することができます。
また、スタンドアロンでデータを保管している場合は、個別に管理する必要がありますが、ネットワークで共有した場合、データを一括して管理できるため、安全性を高めたり、作業の効率性が図れます。

※1 スタンドアロン(stand-alone)型
他のコンピューターと接続せず、コンピューターを単体で利用すること。
1980年代までは、一般的にはスタンドアロンでの利用がほとんどだったが、90年代になってLANやインターネットが普及しはじめ、ネットワークでの利用が一般的になった。
※2 LAN(Local Area Network)
オフィスやビル内、家庭内など比較的狭い範囲に設置されているネットワーク。

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